夏の京都の風物詩とも言える、【下賀茂神社の御手洗祭】
毎年7月の土曜の丑の日には神事【御手洗祭】が行われます。
おおむね10日間開催され、毎年大勢の参拝客で賑わっています。
一方、北野天満宮の御手洗祭は2016年からの祭事です。
由来は平安時代とも言われる由緒ある神事ですが、近年になって境内を流れる御手洗川を整備し、祭事として復活しました。
そのためか、わたしは2018年と2019年、下賀茂神社と北野天満宮の両方の御手洗祭に参拝しましたが、断然北野天満宮のほうが空いていました(*^^)v
どちらも夜になり、ろうそくの灯がキレイに見える時間帯は混みあうようですが、小学生までの子どもと行くなら、昼間が明るくて空いているので良いように思います。
日程は、下賀茂神社の御手洗祭は7月下旬で北野天満宮の御手洗祭は8月半ば。
2019年 下賀茂神社の足つけ神事
7月19日~28日
開催時間 9時~21時
2019年 北野天満宮の足つけ神事
8月10日~12日、16日~18日
開催時間 9時~20時
「下賀茂神社の御手洗祭、行きたかったのに終わってるわ…( ゚Д゚)」となった方!
北野天満宮の御手洗祭、足つけ神事に参列して、清らかな御手洗川で身体も心も
涼やかになりましょう(^o^)丿
北野天満宮の足つけ神事をストリートビュー風にお送りします。
北野天満宮前のバス停や駐車場から近くの楼門から入ります。
七夕飾りがカラフルで雰囲気ありますね(*^-^*)
楼門を抜けると、すぐ左側に【御手洗川足つけ燈明神事】の案内があります。
こちらで受付していただき、1人300円を納めて中に進みます。
自分の…心に…問うのです…
あなたが…一番叶えたい願いは…なんですか…?
誰かにかっこつけるとかなしで、心からの願いをひとつ選んでくださいね(^_-)-☆
ろうそくを選んだら、大事に持っていてください。このイスに腰かけて靴を脱ぎます。靴は備え付けのビニール袋に入れて持ち歩いてください。
入口と出口が異なりますので、ココに靴を置いて行かないようにしましょう。
下賀茂神社の御手洗祭同様、素足で川に入る神事です。「足つけ神事に行こう!」と思ったら、これだけは注意してきましょうね(*^^)
①パンストは脱ぐ場所ないのでやめておこう
②マキシスカート、スキニーなど裾がまくりにくい服はやめておこう
③灯のついたろうそく、自分の靴、カバンを持って川の中を歩くことを想像して、荷物や服を選んできましょう
靴とろうそくを持って、御手洗川に向かいます♪
向かう道のりから、なんだか涼やかで気持ちいい♡
御手洗川が見えてきました!
この日は8月11日、日曜日の15時過ぎでしたが、誰もいないタイミングで写真を撮れるほど空いていました(*^^)v
視覚からも涼やか~♡思わず触って、「つめたっ(*''ω''*)」っと笑顔がこぼれます。
この時間だからでしょうか…?下賀茂神社の御手洗川と比較すると、とても浅くて温度も高め。暑いので、最初に足を浸したときに「気持ちいい♡」冷たさではあります。
歩き始めの2才児や、手を引いて歩きたい幼児には、北野天満宮の御手洗川は優しいように思います。
途中に何か所もあるお燈明灯のいずれかから灯を頂いて、階段を登ったところにある祭壇までその灯を消さないように進み、願い事を唱えながらろうそくを捧げます。
金運、商売運が上がることを信じて祭壇まで運びます…!
最後の難関、この階段を登り切れば祭壇っ…!
木々の間から涼やかな風が通り抜けて、頬を優しくなでるのは気持ちがいいんですが、
無情にもろうそくの灯をも消し去ってしまいます。
⇒先ほどのお燈明に戻って、灯をいただくところからやり直し。
いや、「途中で灯が消えたらやり直し」は公式ルールではないかもしれません。
下賀茂神社の御手洗祭に参拝する際、両親にそのように言われて育ったもので(;^ω^)
「灯を消さないで祭壇まで持って行く」ことができないと、願いは叶わないように感じていました。
気持ちの良い風が吹き抜けるこの場所では、ろうそくの灯は燃え尽きるまでともることはありませんでした。ちなみに、自分がろうそくをここに捧げるまで灯がついていればOKなルールでさせて頂いておりますm(__)m
無事にろうそくを捧げる神事を全うすることができましたね!
お疲れ様です(*^^*)このイスに座って、持参のタオルで足を拭き、靴を履きましょう。
お借りしていた靴用ビニール袋は返却箱にお返ししましょう。
水占いもあり〼。
神社と言えば甘味処ですよね♡普段は縁日(25日)のときしか営業されていないのですが、祭事のときは特別営業されているようです。
一瞬、ここはどんな神様が祀られているのかな?と思うほど、北野天満宮に溶け込んでいる長五郎餅の店舗はこちら。
外はどこまで伸びるの?ってほど柔らかいおもちに中はしっとり甘いこしあんが絶妙な配分でひとつのおもちになっています。小ぶりなので、ひとつふたつはぺろりといけちゃいそうです♡「太閤秀吉に愛された甘味」は、一説には「餡菓子の祖」とも言われているそうです。
長五郎餅は東門を入ってすぐ近く。東門も趣きがあっていいですね(*^-^*)
仕上げの甘味まで堪能して、北野天満宮の足つけ神事は終了です♡
清らかな御手洗川の水で清められた心と身体で、2019年の酷暑を乗り切りましょう!
あなたの京都へのお出かけ のきっかけになれば嬉しいです♡
この情報は記事記載時のものです。実際に行かれるさいには、リアルタイムの情報を参考になさってくださいね。