主人もわたしも、歯医者の家の子どもです。
だけど…2人とも、乳歯時代から虫歯もあったし、矯正もしてました。
昭和生まれの私たちの子ども時代。令和のいまとなっては、もう3世代も昔の話になるんですね(^^;
昭和の時代、歯科医院は今ほど多くはなく、毎日多くの患者さんを診るのに忙しかった父は、わが子の予防まで手がまわらず、適切な歯磨き指導を怠っていた、すまぬ…(=_=)とのちに語ってくれました。
教えてもらった覚えはないけれど、両親が毎食後歯磨きをする姿を見て、同じようにする習慣が身につきました。
⇒これ、大事です(^_-)-☆
我が子の虫歯・歯肉炎は、親の努力である程度予防できます。
わが子は小さな可愛い天使ちゃん♡可愛い真っ白な歯がぽっちりと生えてきたら。
子どもに歯磨きを好きになってもらうため、ここが親の頑張りどきです!
歯医者さんって自分の子どもにはどうやって歯磨きを教えてるのかな?
あなたの可愛い天使ちゃんに、歯磨きを好きになってもらうために!!
歯医者さんがわが子にやってみた努力と工夫の実録です。
あなたの大切なお子さんの歯を守るため、参考になれば嬉しいです☆
- 息子が歯磨きを好きになるまで
- 歯ブラシを、じぶんでお口に入れられるようになったら、めっちゃ褒めよう!
- 歯の磨き方から教えないとできないのが子どもです
- 小学生のうちはときどき親が歯磨きチェックしてあげよう
息子が歯磨きを好きになるまで
歯医者の息子だからといって、無条件で歯磨きが好き、なんてことはありませーん!!(;^ω^)
幼いころの息子が歯磨き好きになるまで、それはもういろいろ試しました…。
最初は歯ブラシをお口に入れられることすらイヤがっていた息子てばさきくん2才。
「歯磨き」を題材にした絵本や、しまじろうの歯磨きパペットなど、直接子どものお口に触れる前に「歯磨きって気持ちいい~♡」と伝えることはしていました。
そして、親が楽しそうに歯磨きしている姿を見せる!
「おかあさんといっしょ」のお姉さんのように「あ〜(*^▽^*)歯磨きするのってとっても気持ち良いなぁ~♡」とニコニコして見せる。
子どもは親の真似したがりますよね。
いいことも悪いことも(;^ω^)
ここで「ボクも、歯磨き、しゅる~(*^▽^*)」と言ってくれたらチャンス☆
可能であれば、歯ブラシと歯磨き粉を子どもが選べるように用意します。
「じぶんで選ぶ」ことで、「親にやらされてる感」が軽減するんです。
歯ブラシには息子の名前や好きなシールを貼って、「じぶんのもの」だと意識させる。
息子は電車好きなので、水色の歯ブラシには新幹線シール・黄色にはドクターイエローシール・ピンクには阪急電車シールという感じで、【歯ブラシ=じぶんの好きなもの】とコラボ。
「てばさきくん、今日はどれで出発進行する?」なんて楽しい感じで、子どもに選んでもらって。
チェックアップグレープ味・チェックアップアップル味・チェックアップストロベリー味・チェックアップスタンダードなど。
歯磨き粉も数種類を準備。
これも、子どもの今日の気分で選ばせてあげます。じぶんの気分で選べることって、それ自体が快感…♡おとなも子どもも、ランチバイキングとか大好きですもんね♡
なぜ歯磨き粉を使うことにこだわるかというと、歯磨き粉が大嫌い!って患者さん、ときどおられるんです。歯磨き粉を使わなくても歯磨きはできますが、歯に着色が残りやすくなってしまいます(^^;)
歯の色を意図的に汚くしたい、なんて人はあまりいないと思うんです。なので、将来的に白い歯を保つためには、幼いころから歯磨き粉を使うことに慣れておくのがよいかと思います。
そんな作戦がうまくいく日もあれば、「そんなんとちがうねん!今日のワイは歯磨きなんかぜったいにしたくないねん(; ・`д・´)」とかたくなに拒否される日もあります。
そんな日は無理強いしません。「ぶくぶくぺっ」ができればそれでいいですが、それも無理なら、せめて口の中を洗い流したいので、白湯をぐいぐい飲ませてました。
歯ブラシを、じぶんでお口に入れられるようになったら、めっちゃ褒めよう!
子どもは親に褒められるのが大好き♡「歯ブラシをお口に入れる」なんてたいしたことではないように思いますが、可愛いわが子が初めて寝返りに成功して、大喜びした日のことを思い出してください…。「歯ブラシを握って、じぶんでお口に入れる」なんてスゴイことだと思いませんか?
ひとりで歯磨きをしたかのようなしぐさをし終えたら、にこにこママのおひざにおいでおいで♡
「仕上げはおか~あさ~ん♪しよっか♡」と楽しい感じで誘います。
おひざにゴロンしてくれたら褒める。「あ~ん」してくれても褒める。
とにかく褒める。褒めすぎなんてありません。
「じぶんで歯磨きゴシゴシできたのスゴイね!あと、ほんのちょっとだけ、ママにもゴシゴシさせてね~(*^^*)」と、あまり時間をかけずに磨き残しのないよう、高速で仕上げ磨きしてました。
気をつけるのは、歯ブラシをあてる場所。歯そのものはもちろん、歯と歯茎の境目も汚れを落とすようにしましょう。歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で大丈夫です。
この時期のママは、みんな”おかあさんといっしょ女優”ですね♡
できることなら、フロスも通しておきましょう。
歯茎に強くあてなければ、痛くもなんともないので、それだけ気をつけてください。
歯と歯のあいだの汚れをかき出すイメージです。
てばさきくんは、ぜんぜんいやがりませんでしたね。親もフロスを使っている姿を見ていたこともあると思います(^^)/
歯の磨き方から教えないとできないのが子どもです
仕上げ磨きのときに、磨き残しを最小限に抑える磨き方も教えてました。
おとなでも子どもでも、正しい磨き方を教わることがとっても大事。
なんとなく、こんな感じ?で、歯ブラシを口の中でもぞもぞ動かしていても、ぜんぜんキレイに磨けてないんですよ…(´;ω;`)
磨き残しが少なくなる方法
右下の奥歯の唇側から磨き始めたら、そのまま唇側を左端まで磨く。
左下の奥歯からは内側を磨き始めて、そのまま右下奥歯まで。
これで下の歯終わり。同様に上の歯も唇側と内側と順番に。
あっちこっちと好きな場所を磨いていると、大人でも磨き残しやすい箇所がでてきます。どこがスタートでどこがゴールかを、順番で決めておくと忘れにくいですよ(*^^*)
てばさきくんの場合は、磨く順番を阪急京都線に例えてましたwww
右下奥を梅田駅として、出発したら、下の歯線路に沿ってゴシゴシ~。
下の前歯駅は高槻市駅に到着~。そのまま、左下奥の河原町駅まで通勤快速でまいりま~す。左下奥の内側から折り返し運転で~す。下の歯が終わったら、車内清掃のため、降りてくださ~いといったんぐちゅぐちゅぺー。
上の歯も同じように出発します。
京都線ばっかり、飽きない?って思う方。わたしもそう思います。でもなぜか大丈夫。
子どもって、めっちゃしつこいんです!
おんなじことばっかり、100回言ったとしても、飽きずにケラケラ笑ってます(^O^)
小学生のうちはときどき親が歯磨きチェックしてあげよう
そんなこんなで、小学生になるころには、チェックアップスタンダードを使用。歯ブラシも1本で、シールも名前も付けていません。
ひとりで歯磨きしています。ときにはじぶんでフロスも通しています。
そうはいってもまだ小学生。
「仕上げ磨き、してあげよっか~?」と言うと「ぼくはどっちでもいいけど、ママが
したいならいいよ(^-^)」なんて。まだまだ磨き残しもあるので、小学生のうちはときどき見ておこうと思っています。
2才~幼稚園時代に、歯磨きを好きになる習慣を身に着けることができて、ほんとうに良かったです(^-^)
ひとりでご飯を食べること。ひとりで歯を磨くこと。ひとりでお風呂に入ること。
身体と髪をちゃんと洗って、身体を拭いて、パジャマに着替えることなど。
幼いころは全部手伝いが必要で、かまってあげられる親の喜びと、正直面倒に思う気持ちと両方ありました。うちの息子に関しては、小学校3年生あたりから、なんでも自分でしたいと言うようになり、とってもママは楽になったんだけどちょっとだけ寂しくもあります。
子どものお世話は永遠ではないです。仕上げ磨きをされている方は、
「いまだけの期間限定」と思って楽しんで欲しいと思います♡
そのうち親が頼んでも、仕上げ磨きさせてくれなくなりますよ( ゚Д゚)
あなたの大切なお子さんの歯を守るお手伝いになれば嬉しいです✧
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